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ミケランジェロ素描全集・全4巻揃いでございます。

現存するミケランジェロの素描のすべてを4巻でもって紹介しようとするものでございます/。


昭和53年- モノクロ 4冊 31㎝×44cm 部数は少なそうです。大変貴重なミケランジェロ素描全集全4巻揃いは希少でございます。資料用にもいかがでしょうか。

ミケランジェロ素描全集 全4巻
【現存するミケランジェロの素描のすべてを4巻でもって紹介しようとするものであります。第1巻はミケランジェロが芸術に目覚めた少年期から1520年頃までの人体その他の素描を蒐録する。 第2巻はメディチ家礼拝堂の時期から「最後の審判」まで、つまり1519年から1541年までの素描を含む。
第3巻では最後の様式つまり1541年から1564年の死までの素描が扱われる。第4巻では年代順で,建築素描が蒐録されています。

ミケランジェロの精神的また芸術的道程を明確に示そうとすれば,年代順という基本線を他の幾つかの観点と調和させる必要があった。そのため、たとえば第1巻では、ミケランジェロが若い時、つまり徒弟時代から2度目のローマ滞在の時期までさまざまの状況下で1300年代や1400年代の作家たちから写した模写もいっしょに扱われている。これらの素描はかなり同質的なグループを構成し,われわれは最初期の文字通りの模倣から,模倣を通じての競争、そして手本の自由な解釈としての 模倣まで、さまざまの段階を辿ることができる。 同じ理由から、裸体の習作を含むもう一つのグループをつくっておく方が当を得ていると私には思われた。裸体習作は一般に古代作品を範として描いたものであり,これによってミケランジェロは生きたモデルの直接的な研究に豊かな養分を与えてているからである。

実をいえば、古代の手本の模倣と自然の研究とはミケランジェロにおいて切り離し得ない。彼は古代の手本 それにして考古学的興味を覚えなかった。彼は古代の作品が内に含んだ生命力、そして彼自身の直接観察でもって一つに統合した生命力に目を向けていたのである。】

輸送用の段ボールケースには破損や汚損等あります。
中函には染み等見られます。
本体は綺麗な方だと思われますが大変古い経年保管のお品ですので画像をご確認の上で判断頂きお好きな方にノークレームとノーリターンで宜しくお願い致します。

140サイズ発送